【松本市】情報商材詐欺と返金について | インターネットトラブル | 専門家の視点から松本市でのご相談のイメージをふくらませる情報をお届けします

情報商材詐欺被害が増加しています。
コロナ渦で、さらに拡大しているようです。

１，情報商材詐欺の手口

「在宅ワークで100万円稼ぐ！」
「副業で稼ぐ」
「アフィリエイトで100万円」
「絶対に儲かる情報」
「FX必勝法」
「バイナリーオプションで勝つ」
「30名限定」

このような「儲かる」ことを強調して、「商材」を買わせたり、セミナー（オンラインセミナー含む）に参加させるものです。

商材自体は、中身はないか、根性論ばかり書いてあり、その通りにやっても全く儲かりはしません。

セミナーも同じです。

しかし、商材代金も、セミナー参加費もとても高額です。

「購入したいけれどお金がないのですが」と相談すると、クレジットカードのリボ払いを勧められたり、「どうせすぐに稼げるから、一旦借りるだけだよ」と消費者金融からの借入れをしてまで購入を勧めてくることも多いようです。

本当に儲かる話であれば、人に教えるわけがありません。
「儲かると煽り、騙す」のが目的です。

２，返金させるには

情報商材詐欺に対しては、消費者契約法による取消しが有効です。

必ずもうかる、必ず勝てる、人による効果は異なるのに告げないなど、こういったことは「不実告知」「断定的判断の提供」「不利益事実の不告知」による消費者契約法の取り消し事由になります。

そして、一刻も早くご相談いただくことが重要です。

というのも、情報商材詐欺会社は、逮捕やメディア報道になる前に、逃げるからです。
逃げられてしまえば、訴えても、返金が見込めなくなります。

３，その他

２０代~３０代の方が情報商材詐欺のターゲットになっていますが、そのような年代の方は、収入が少なく、情報商材購入のために組んだクレジットや、消費者金融の借入れの支払いが苦しいということも同時に発生してきます。

返金されるまでの間、債務整理を開始して支払いをストップすることもできますし、返金が難しい場合には、個人再生手続きによる借金の減額も可能です。

詐欺は、騙す方が絶対に悪です。
引っかかった方が悪いなどということは全くありません。

恥ずかしいことでは全くありませんので、泣き寝入りせず、返金を目指して早めのご相談が肝心です。

人を騙してお金を稼いでいる人が許されていいわけがありません。ぜひご相談ください。