【松本市】リボ払いはヤバい??
「リボ払い」が一般化しています。
テレビCMでも「リボで!」とやっていますし、カード会社からの明細通知に同封されている広告にも「リボ払いのススメ」などと記載されています。
さらには、カードでショッピングをした後、カード会社から電話がかかって来て「今回のショッピングはリボ払いにも変更できますよ」なんてこともあります。
しかし、この「リボ払い」の仕組みをよくわからずに使っている方も多く、多重債務となってしまったり、支払い不能に陥ってしまう方も多くなっています。
リボ払いとは?
リボ払いのしくみ
リボ払いは、欧米で定着しているしている支払方法で、毎月一定額を返済額とする返済方法のことです。
日本では、いわゆる「月賦」などの「分割支払い」が古くから存在する支払方法ですが、最近になってリボ払いが定着してきています。
分割払いとリボ払いの違いは、分割払いが「購入した商品代金を支払回数で割った金額」を支払うのに対し、リボ払いでは「商品代金に関係なく、毎月の支払金額が一定」であることが特徴です。
リボ払いは2種類
リボ払いには「定額方式」と「残高スライド方式」の2種類があります。
「定額方式」
文字通り、毎月決まった金額を支払っていく方式です。
1月は3万円の買い物をした、2月は12万円の買い物をした、とします。
しかし、2月も3月も(当然ほかの月も)、リボ払いの支払金額を5000円と定めたとすると、5000円しか支払わなくてよいのです。
「残高スライド方式」
こちらは、支払金額がショッピング残高に連動するしくみです。
利用残高10万円までは月々5000円、30万円までは月々8000円というようなしくみです。
キャッシングにもリボ払いがある
実は、消費者金融やクレジットカードのキャッシングも、リボ方式を採用しています。
貸付残高に一定の率をかけて算出された金額が返済額となる「定率リボルビング払」が主流です。
リボ払いのメリット
手元にお金がなくても買い物できる
リボ払いであれば、手元にお金がなくても買い物ができます。
ただし、このメリットはデビットカードでも一緒です。
月々の支払額が低額で済む
どんなにショッピングで買い物を繰り返しても、支払金額は毎月定額ですので、少ない金額を毎月支払うことで買い物ができます。
リボ払いのデメリット(怖さ)
支払利息が多くなる
リボ払いの場合、分割払いとは違い、毎月支払金額が一定のため、完済までの期間が長くなります(ショッピング残高がかさむと特に)。
すると、利息も長く払うことになります。
計算してみると「こんなに利息を支払うことになってしまうのか…」ということもあります。
つまり、リボ払いは「クレジットカード会社が利息で儲かるしくみ」でもあるのです。
ですので、カード会社としてはリボ払いを勧めるということになります。
残高を把握できなくなる
「毎月5000円の支払いだけで大丈夫」などと言われると、「それだけ払っていれば大丈夫ってことなんだろう」と思ってしまい、毎月、多額の買い物をしてしまうケースがあります。
そうすると、毎月5000円なので、すごく楽な気がしてしまいますが、ショッピングの残高はどんどん増えていきます。
そして、利用限度額に届いてしまい、そこでようやく残高を把握し、完済まで何年もかかることを知り、愕然とするケースもあります。
リボ払いは、この「使いすぎてしまいがち」という点が最も怖い点になります。
リボ払いも債務整理可能です
早めの債務整理を
リボ払いであっても、当然、債務整理は可能です。
任意整理、個人再生、破産と債務整理の方法が用意されています。
ただし、クレジットカードでのリボ払いが多い方の場合、早めにご相談頂いたほうが良いです。
何枚もクレジットカードを持っていて、それぞれのカードでリボ払いを限度額まで行ってしまうと、短期間で数百万円にも残高がいってしまい、任意整理は選択できず、個人再生や破産となってしまうケースが多いからです。
早めにご相談いただければ、任意整理も可能となります。
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